暮鳥に 聖三稜玻璃に綺羅美の屈折光 冷寂の閨 虹蜺の交 清白に 秋成の沈める書ふみを引き揚げし船にぞ竚たてる柿の実腐あざる 有明に 壊くずれ来し白き月をば磐いわの上えに無絃の琴を独り爪弾く 珥みみだまの落ちる音はも途みちの端はな 玄はるか延びゆくか…
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