2023-11-02から1日間の記事一覧

短歌

雑詠 へべれけを救けし夜のついにきて佐美雄の哥うたをいくたびか誦す むな底に詩女神ミューズなる器官あり黒き液汁われを懊殺す 生活はまばゆけれ予わが夢裡に入り圃場に宁たてる白鳥は去いぬ 秋の日に世界はいっそ眼となってさまざまなりしわれ瞶みつめい…