・水越康介:応援消費―社会を動かす力(岩波新書).岩波書店,2022.
・久保(川合)南海子:「推し」の科学―プロジェクション・サイエンスとは何か(集英社新書).集英社,2022.
・田中優子、小林ふみ子、帆苅基生、山口俊雄、鈴木貞美:最後の文人石川淳の世界(集英社新書).集英社,2021.
・荒俣宏:広告図像の伝説(平凡社ライブラリー).平凡社,1999.
・窪田般彌:一切合財みな煙.河出書房新社,2002.
・リムコロ:君のラブを見せてくれ! 第1巻(角川コミックスA).KADOKAWA,2023.
・清岡卓行:詩礼伝家(講談社文芸文庫).講談社,1993.
・ピーク,マーヴィン/高木国寿゠訳:死の舞踏(創元推理文庫).東京創元社,1988.
・ガルシン,フセヴォロード・ミハーイロヴィチ/中村融゠訳:ガルシン短篇集(福武文庫).福武書店,1990.
・いしいひさいち:ROCA―吉川ロカストーリーライブ.いしい商店,2022.
・いしいひさいち:花の雨が降る―ROCAエピソード集.いしい商店,2023.
・つばな:誰何 Suika 第3巻(リュウコミックス).徳間書店,2023.
・関口安義:芥川龍之介(岩波新書).岩波書店,1995.
・高橋英夫:偉大なる暗闇(講談社文芸文庫).講談社,1993.
・川合康三:白楽天―官と隠のはざまで(岩波新書).岩波書店,2010.
・井伏鱒二:井伏鱒二対談選(講談社文芸文庫).講談社,2000.
・山本健吉:十二の肖像画(福武文庫).福武書店,1987.
・山本健吉:俳句の世界(講談社文芸文庫).講談社,2005.
・高橋英夫:友情の文学史(岩波新書).岩波書店,2001.
・坪内稔典:俳人漱石(岩波新書).岩波書店,2003.
・プラス,シルヴィア/青柳祐美子゠訳:ベル・ジャー(Modern & Classic).河出書房新社,2004.
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たまたま清岡卓行『詩礼伝家』から高橋英夫『偉大なる暗闇』へと進んで、評伝物が面白く感じ始めていることに気づく。歳を喰ったからかもしれない……。高橋の〈ホモ・アミクス〉はおそらく新書だからか『友情の文学史』では出てこなかったけど、ともすれば山口昌男の歴史人類学のような妙味もありそうな観念。
依然積んでままではあるものの、廣末保の文章が冴えていて今から楽しみ。あと学生だった頃、妙に魅かれてた狩野亨吉について再び調べようかなと思ってはみたものの読まないといけないものが多い。
9月は暑さも多少やわらいで幾干か読書もやれたものの、諸事につき忙しい。
ところで、いしいひさいち『ROCA』面白かったのでおすすめです。