2024-01-20 短歌 短歌 銀紙を海に想みたてし午后三時置かれまほしき菓子の透明 われわれは完全人のかたわれぞアンドロギュノスの裔すえを夢む 楽の音も樋を流るる糸の根とnocturnalistの予型論 途みちの端はに何も映ぜぬ鏡あり双面神の貌の夕暮 不死鳥の翅はねを拾いきむつみ月わが涙さえ毒と化なり涯はつ