おくつきへきみの眠りをおかしつつしるましを覵ゆおそろしき夕 おぞましき夢を見し夜 独りいる我、野性的な風、ノスタルジア。 抱擁交わすことだに無く、ただみつめあう小部屋を世界とぞ言う。 夏の風 わが夢魂さえ吹き散じ尚おも窓より見るありのまま 別れ…
爾きみの悒鬱ゆううつは 阜おおきな焉 幺あえかなる光 降る夜よ 玄黒の翼を疵きずつけし 爾きみ 万象は 寂しづかに見入る 幽光の炎もえる 交差点 开そはひとの含羞の河水 果して爾きみの頰紅を溶く 夢寐に仆たおれ臥ふし 今もう 爾きみは無声の夜 無声の 経…
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